福祉の職人
【保護者/教員向け講座】特別支援教育のとびら
~”普通教育”で生きづらさを持つあなたへ~
未就学児の保護者様や教員・職員の皆様を対象に、「特別支援教育」の機能や特長をご紹介し、普通教育とは異なる道を検討する第一歩をサポートいたします。多様な背景を持つ子どもが増える近年では、”普通教育”だけでは対応が難しいケースも少なくありません。こうした現状を受けて、2007年に法律で制度化されたのが「特別支援教育」です。これは、従来の「特殊教育」「障害児教育」に代わる新しい考え方で、子ども一人ひとりのニーズに応じた学びと支援を提供します。特別支援教育では、学力の向上だけでなく、自立活動や生活単元学習を通じて、将来一人の生活者・社会人として自立して生きていく力を育てます。「普通の教育では不安がある」「このまま進学して大丈夫なのか」と感じている保護者や教育関係者の方にとって、特別支援教育を知ることは、子どもの可能性を広げる第一歩になります。本授業では、障害児通所施設の職員である講師が、制度の背景や具体的な支援内容、進路の選択肢などをわかりやすく解説いたします。
【教育関係者の皆様へ】
今、学校現場では教育だけでなく、福祉の機能までもが求められています。障害のある児童への支援に加え、不登校、虐待、貧困、ヤングケアラー、LGBTQ+、そして発達特性の多様化など、現場が対応しなければならない課題は年々増え続けています。こうした状況の中、”普通教育”だけでは十分に対応できないケースも少なくありません。結果として、生きづらさを抱える子どもたちや、不安を感じる保護者が数多く存在しているのが現実です。本授業では、特別支援学校(旧・養護学校)教員免許のほか、介護支援専門員、こども家庭ソーシャルワーカー、各種福祉士など30以上の福祉・教育系資格を持つ講師が登壇。現場経験を活かして独自に作成したレジメを用い、特別支援教育の特徴や仕組み、普通教育との違い、その役割について、わかりやすく解説します。
♢出前授業どっとこむコンシェルジュより♢
子どもの発達や特性に不安を感じている保護者の方や、支援が必要な子と関わる教育関係者様にとって、特別支援教育の仕組みを知ることは大きな安心と選択肢につながります。一人ひとりに合った学びを考える第一歩として、ぜひ知っておきたい内容です。
- 開催期日
- 平日・土曜日・日曜日・祝祭日
- 申込期日
- 開催希望日の1ヶ月前まで
- 対象学年
-
その他
学校の先生
- 教科
-
総合学習
特別活動
- テーマ
-
SDGs
- 費用
- 5,000円~+交通費
- 対象人数
- 5人~
- 対象地域
-
関東
北海道・東北
中部
近畿
中国・四国
九州
オンライン
- 必要機材
- ・プロジェクター
・マイク
- 所要時間
- 50~90分
- 授業内容
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この授業では、特別支援教育の制度的な成り立ちとその背景、そして近年の教育現場における変化について説明します。
日本では1947年の学校教育法に基づき、盲学校・聾学校・養護学校、特殊学級が整備されましたが、障害の重度化・多様化、さらにはADHDやASDなど新たな特性の認識を受けて、2007年に「特別支援教育」へと大きく転換されました。
現在では、障害の有無にかかわらず支援が必要な児童・生徒が増えており、「健常児が特別支援教育を受ける」「障害児が普通学級で学ぶ」といったケースも見られます。
本授業では、こうした制度の変遷とともに、現場で今何が起きているのか、最新の動向や課題についてもわかりやすくお伝えします。
- 授業のポイント
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✓ガイドヘルパーの経験を持ち、現在は障害児通所施設職員として勤務する講師が、「特別支援教育」の特徴と特長をわかりやすくお伝えします。
✓”普通教育”では不安という保護者の方や、そういった保護者様の対応に課題を持つ教員・職員を対象に、特別支援教育への進学という選択肢を増やすサポートを行います。
- 授業の流れ
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【合計:50分の場合】
*( 5 分) 導入
*(30分) 講義
*(10分) 質疑応答
*( 5 分) まとめ
- 教材について
- ■レジュメ※事前のコピー、配布にご協力お願いいたします。