
この記事にたどり着いた先生方は、
「無料の出前授業を見つけて申し込みたい」
「有料の出前授業には、どんな費用がかかるのか知りたい」と、出前授業の費用について疑問をもっている先生方が多いのではないでしょうか?
また、「出前授業で気をつけるべき費用以外のコストを知りたい」という先生もいると思います。
出前授業には無料で受講できる授業だけでなく、有料の出前授業もあります。
出前授業どっとこむでは100件以上の無料の出前授業が掲載されています。
記事の最後に出前授業どっとこむの使い方を解説していますので、ぜひ最後まで記事を読んで、目的の出前授業を見つけてください。
出前授業にかかる費用は?
出前授業は無料のものと有料のものまでさまざまあります。
有料の場合は主に以下のような費用がかかります。
- 講師料:比較的無料のプログラムが多いですが、有料の場合は2万程度が相場です。
- 材料費:実験や体験を伴う授業の場合に発生することがあります。
- 交通費・宿泊費:講師の移動に伴う実費が請求される場合があります。
交通費は講師がどこから派遣されるかによって変動します。
また、1授業あたりの料金が固定されている出前授業もあれば、コマ数によって変動する出前授業もあるので、確認しましょう。ただし、これらの費用を全て含めて無料で提供される出前授業も多く存在します。
費用を抑えたい場合は、無料プログラムを探すか、企業と交渉して調整することが必要になってきます。
また、金銭的な費用以外にも、準備のための時間や人が必要です。学校側は費用以外の時間的コスト・人的コストも考慮して、計画・準備を進めていくことが重要です。
無料の出前授業にはどのようなテーマがある?
ここからは無料の出前授業の事例をご紹介します。
出前授業どっとこむで検索できるテーマは以下のようなものがあります。
- SDGs
- キャリア
- スポーツ
- 伝統・文化
- 健康・医療
- 国際理解
- 環境
- 安全・防災
- 福祉・介護
- 道徳・倫理
- 金融・経済
- 食育
- 情報・プログラミング
おもちゃを販売している企業では、自社のおもちゃ商品を通してSDGsや福祉・介護の学びを提供しています。「おもちゃは遊ぶもの」という概念がある子どもたちからすると、驚きの内容を学べます。
日本の文化を推進する団体の出前授業では、子どもたちの身近にあるモノを深く学ぶ授業を実施しています。普段の何気ないモノや行為を見直す機会になり、よりよく生きることを考える内容になっています。
このように、無料の出前授業でもさまざまな内容を取り扱っており、どの出前授業も子どもたちによい学びを提供しています。
出前授業の実施に関する注意点
出前授業を成功させるには入念な準備が必要です。
「費用」以外にも確認・準備をしなければいけないことがあります。
無料の出前授業でも、有料の出前授業でも、有益な学びを子どもたちに提供するための注意点をまとめました。
カリキュラムとの整合性
出前授業の内容が学校のカリキュラムや教育目標と合致しているか確認し、適切に位置づけられているか確認をしましょう。学校の教育カリキュラム全体の中で、出前授業がどのように位置づけられるのか、出前授業で子どもたちに身につけさせたい力はどのような力かを明確にすることで、教育効果を最大化することができます。カリキュラムや教育目標にそぐわない出前授業ですと、教育効果が期待できません。校長、副校長、教頭といった管理職と連携を密にして、出前授業をカリキュラムに位置づけましょう。
実費負担の可能性や支払方法の確認
出前授業自体が無料でも、交通費や教材の実費がかかる場合があります。事前に講師料以外にかかる費用の有無を確認しておくことが大切です。
また、出前授業の費用がかかる場合は、以下の点について事前に確認が必要です。
- 支払い方法(銀行振込・現地にて現金払い)
- 請求書、領収書など、支払いに伴う書類は必要か
- 支払いのタイミング
出前授業当日までに企業側に確認を済ませるようにしましょう。
申し込み時期は早めに確認
多くのプログラムは実施希望日の1〜2ヶ月前までに申し込む必要があります。人気のプログラムは早めに定員に達し募集を終了してしまう可能性があるため、早期の計画と申し込みが重要です。
人数制限や開催条件がある出前授業も
プログラムによっては参加人数などに制限がある場合もあります。授業内容によっては、特別教室や体育館などの場所の確保が必要であったり、募集内容によっては調整が必要です。また、条件が合わない場合は実施できない可能性があるので注意が必要です。
見落としがちな時間的・人的コスト
費用の有無にかかわらず、授業の成功には学校側の十分な準備が必要です。場合によっては、子どもたちが十分な学びを得られるように、事前指導・事後指導などの授業日前後の対応、授業当日の会場や使う資料の準備が必要だったりします。「だれが、何を、いつまでに」を明確にし、教育活動に支障が出ないように準備をしていきましょう。
感染症対策
インフルエンザが蔓延する季節など、その時の状況に応じた感染症対策を講じる場合があります。出前授業を実施する企業と確認し適切な対応を取ることが重要です。活動の内容によっては、マスク着用や手指消毒などの対策が必要になります。
スムーズな進行は講師とのコミュニケーション
事前に講師と十分なコミュニケーションを取り、授業内容や進行方法について確認することが大切です。講師が1名の場合も多いので、資料配布や子どもたちの発言を促すなど、担任がお手伝いできることなども確認しておくと良いでしょう。
事後のフォローアップで教育効果を高める
授業後の振り返りや学習の定着を図るための活動を計画することで、より効果的な学習につながります。
たとえば、以下のようなフォローアップが考えられます。
- 出前授業で学習したことや感想を書き、企業にお手紙として送る
学習内容を定着させるとともに、講師の方への感謝も伝えることができます。
- 出前授業を通して学んだ内容を新聞やパワーポイントなどにまとめる
出前授業での学びや気づきを新聞に表現して掲示したり、パワーポイントにまとめて発表会をしたりします。児童一人ひとりの学びの成果をアウトプットすることで、より学びが深まります。
出前授業どっとこむで無料の出前授業を検索しよう
出前授業どっとこむは、対象学年や目的などの検索条件を指定して絞り込み検索ができるので、先生方のニーズに合った出前授業が見つかります。絞り込み検索の参考に以下の記事もご覧ください。
小学校の出前授業は教育効果が高い!【メリットと人気テーマを解説】
中学校で出前授業を実施するメリットとは?授業実施までの流れについても解説!
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ぜひ出前授業どっとこむを活用し、子どもたちに有益な学びを提供してください。