エジプト史を俯瞰できる特製すごろくを作りながら、歴史に親しむ姿勢を育てる授業です。弊社オリジナルのすごろくシート台紙を使い、エジプト史の中でも資料が豊富な第18・19・20王朝の歴代ファラオのマスに、点数や「進む／戻る」などの指示を書き込み、オリジナルのすごろくを完成させます。さらに、参考プリントのほか、エジプトの歴史事典・図鑑・ナショナルジオグラフィック特集号など、専門的な資料を豊富に用意。その場で調べたり読み込んだりしながら、説明文を書き足したりイラストを彩色したりして、楽しみながら歴史理解を深めていきます。

【教育関係者の皆様へ】
クフ王のピラミッド、ツタンカーメン王、クレオパトラの時代――これらの出来事のあいだには、何千年もの歴史の流れがあります。本授業では、その広大な歴史全体を俯瞰しつつ、特に遺物や記録が多く研究の進んでいる第18・19・20王朝に焦点を当て、ファラオの功績や時代背景を理解していきます。
「すごろくの点数をつける」という遊びの要素を取り入れることで、子どもたちは自然と時代の違いやファラオの特徴に注目し、能動的に資料を読み解く姿勢が育ちます。
なお、本授業の講師は、PonoLipo Club Workshop & Libraryを自由が丘で主宰する代表 小高 美保（筑波大学卒教育心理学専攻、著書「小学生のための物語創作ワークブック」）が中心となり務めます。ぜひお問い合わせください。

♢出前授業どっとこむコンシェルジュより♢
歴史の学習は、教科書の文章を読むだけでは「暗記中心」になりがちですが、本授業では、子ども自身が資料を調べ、内容を比べ、理解したことをすごろくに反映させるので、主体的に歴史を読み解く力が育ちます。また、自分の判断で点数や指示を書き込むことで、ファラオや出来事の違いに注目するようになり、歴史の因果関係や時代の流れをつかむ力が自然と養われます。
さらに、興味をもった部分を自分で説明文にまとめたり、イラストに色をつけたりするプロセスを通じて、調べ学習の基礎力・情報整理力・表現力の向上も期待できます。