福祉の職人
介護職としての留意点
~あじみ・きづき・報連相の重要性を知ろう~
介護職に求められる基本姿勢、「あじみ」「きづき」「報連相」の重要性について理解し、介護の現場を身近に感じてもらうことを目的とした授業です。介護職とは、心身に障害や病気を抱える人々の“生活の質”を維持・確保・回復する専門職です。そのために、介護職には「あじみ(挨拶・時間厳守・身だしなみ)」「きづき(相手の小さな変化や思いを察知する力)」「報連相」が強く求められます。「生活」とは「絶え間ない日常の暮らし」であり、病気や障害を抱える児童や人々にとっては、そこに多くの問題や制限が伴います。現在、障害児通所施設で勤務し、介護福祉士をはじめ30以上の資格を持つ講師と一緒に、介護の仕事について考えていきましょう!
【教育関係者の皆様へ】
児童・生徒、学生の皆さんの中には、親御さんやご兄弟が介護職という人もいるかもしれません。お祖父さん・お祖母さんが介護を受けているという人もいるでしょう。たとえ今は、家族に介護職の人がいなかったり、介護を受けていなくても、将来そうなる可能性は誰にでもあります。
また、私たちはパンを1つ買うときにも「消費税」という形で介護の費用を負担しています。つまり介護は、すべての国民に関係しているのです。そうした中で、介護職は常に「あじみ」「きづき」「報連相」を意識して働いています。この授業では、そのことを知ってもらい、受講した皆さんの中から“未来の介護の担い手”が生まれることを願って、福祉・介護の現場で20年以上働いてきた私が、精いっぱいお話しさせていただきます。
※大学生、専門学校生への講演も可能、また介護に従事しはじめた方への新人研修も可能です。
♢出前授業どっとこむコンシェルジュより♢
介護は特別な人だけの仕事ではなく、誰にとっても身近なテーマです。この授業では、介護職に必要な「気づき」や「思いやりの心」を学びます。人を支える仕事の大切さを知ることで、将来の進路や家族との関わり方にも役立ちます。
- 開催期日
- 平日・土曜日・日曜日・祝祭日
- 申込期日
- 開催希望日の1ヶ月前まで
- 対象学年
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小学4年生
小学5年生
小学6年生
中学1年生
中学2年生
中学3年生
高校1年生
高校2年生
高校3年生
特別支援学校
その他
- 教科
-
技術・家庭
総合学習
特別活動
- テーマ
-
キャリア
安全・防災
福祉・介護
道徳・人権
食・生活
- 費用
- 5,000円~+交通費
- 対象人数
- 5人~
- 対象地域
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関東
北海道・東北
中部
近畿
中国・四国
九州
オンライン
- 必要機材
- ・プロジェクター
・マイク
- 所要時間
- 45~90分
- 授業内容
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授業では、介護職がどのような仕事かを説明し、介護職に就く上で求められる「あじみ」「きづき」「報連相」について詳しくお伝えします。
介護の仕事は、単に「技術が上手い」だけでは務まりません。
社会人としてのマナーや礼儀、異変や危険への気づき、そしてそれをきちんと「報・連・相」できる力が不可欠です。
授業では、こうした必要なスキルを具体的に紹介しながら、介護職への関心を高め、キャリア教育の一助となることを目指します。
- 授業のポイント
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✓20年以上福祉や介護の業界に従事し、30種類以上の資格を保持している講師の経験も踏まえながら、「あじみ」「きづき」「報連相」について、わかりやすくお伝えします。
✓介護職の職業理解を深めると同時に、高齢者や障害のある方への理解・関心を深め、思いやりの心や共感力を養います。
✓「福祉=特別なこと」ではなく、自分にも関係する身近なことだと気づき、社会のしくみや共助の大切さを実感できます。
- 授業の流れ
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【合計:50分の場合】
*( 5 分) 導入
*(35分) 講義
*(10分) 質疑応答、まとめ
- 教材について
- ■レジュメ※事前のコピー、配布にご協力お願いいたします。