飛騨五木株式会社
林業ボードゲームで学ぶ持続可能な社会
~地域の森の未来をデザインしよう!~
グッドデザイン賞&ウッドデザイン賞W受賞の体験型授業です。私たちの身近にある「森」は単なる緑豊かな場所ではなく、多様な生き物の宝庫であり、地球環境を守る上で重要な役割を担っています。この授業では、林業ボードゲームを用いて、木を切るだけでなく、森を育て、多様な生き物と共存するための持続可能な森林経営について考えていきます。ゲームを通じて、森林の大切さや、私たちの生活とのつながりを楽しく学びつつ、地域社会そのものへの関心を深めます。
【教育関係者の皆様へ】
日本は国土の約7割が森林の国です。そして、森林は地域社会・文化の基盤であり、多くの人たちにとっての「ふるさと」の原風景であるはずです。森林・林業を学ぶことが自分自身を見つめ直し、自分の生き方を考えることにつながっていく。これからの地域社会・ふるさとの持続可能性を考えていく契機になると私たちは考え、森林にまつわる授業を全国で展開しています。
※予算の確保が実施のネックとなる場合は、自治体との予算調整についてご協力させていただきます。
※座学、林業ボードゲーム以外にも現地体験のコーディネートも多数実績あり。現地体験とあわせての授業実施も可能です。
森の授業にご興味がありましたら、掲載している内容に限らず、まずはお問い合わせからお願いいたします。
♢出前授業どっとこむコンシェルジュより♢
普段当たり前にある「森」に目を向ける機会はそう多くない中で、本授業では林業経営の体験を通して業種への理解だけでなく、自然環境と持続可能性への理解、自然への愛着や感謝の気持ちを育むことができます。
- 開催期日
- 平日・土曜日・日曜日・祝祭日
- 申込期日
- 開催希望日の1ヶ月前まで
- 対象学年
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小学5年生
小学6年生
中学1年生
中学2年生
中学3年生
高校1年生
高校2年生
高校3年生
- 教科
-
社会
理科
総合学習
- テーマ
-
SDGs
キャリア
伝統・文化
環境
- 費用
- 1日あたり99,000~165,000円(人数により変動)
+交通費
- 対象人数
- 15~50人
- 対象地域
-
北海道・東北
中部
近畿
中国・四国
九州
- 必要機材
- ・プロジェクター
- 所要時間
- 90~120分※同日内であれば何コマでも可
- 授業内容
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林業ボードゲームを通じて、まるで自分が森のオーナーになったかのように森林経営を体験します。チェンソーやバックホーを使って森を整え、木を育て、収穫するなど、様々な作業に挑戦します。
ときにはマツタケを発見して一攫千金、土砂災害で一苦労…など、予想外の出来事が生徒を待ち受けます。出来上がる森の形は生徒それぞれ。最終的には森の成長度と獲得したお金の合計点によって、クラス内で一番の森林経営者を決定します。
ゲームを通して、木材生産や災害防止などの森林の多様な価値や、持続可能な森林経営の大切さを学びます。また、ゲーム後にグループワークを行うことで、生徒同士の異なる考え方や価値観に触れ、自己理解につなげます。
- 授業のポイント
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✔環境と経済を考えた森林経営により、森の未来をデザインするような感覚で、「持続可能」な社会とは何かを深く理解することができます。
✔地域が抱える森林課題(気象害、獣害、経営)をゲームで学び、問題解決を行うことで、地域への貢献意欲を高められます。
✔資源開発や環境保護など、生徒自身の価値観が現れる森林経営を通し、他者との価値観の違いに気づき、自己理解につなげます。
- 授業の流れ
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【合計:90分】
*(10分) 導入:林業ボードゲームのルール説明
*(50分) 林業ボードゲーム体験:自分だけの森を育てよう
*(15分) ゲームの振り返り
グループワーク:ゲーム中に考えていたことを共有し、生徒自身の考えを深めます
ゲームの解説:ゲームに登場する森林経営上のリスクや報酬について、詳しく解説します
*(15分) まとめ:ゲームで学んだことを整理し、森林と私たちの生活とのつながりを考えます
※授業時間によっては、地域森林課題の探求学習を絡めた授業展開も可能です。
- 教材について
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■スライド資料
■林業ボードゲーム「FOREST BALANCE GAME」
■プリント(ワークシートA4両面1枚)